WordPressで繰り返し使うパーツをテンプレートとして呼び出す方法
はじめに
サイトを構成していると、繰り返し使うパーツが出てくるケースが多々あります。例えばヘッダーやフッター、サイドバーなどは、各ページ共通である事が多く、WordPressでも標準のテンプレートとして用意されています。
でも、それ以外のパーツもテンプレート化して使い回したいときがありますよね。そのようなパーツは全てテンプレート化してしまいましょう。
テンプレート化する事で得られるメリット
- コードがスッキリする。(想像以上に^^)
- 頭の中もスッキリする。
- 修正が楽になる。
- 組み換えなど、構成の自由度が格段に上がる。
といった具合に、いい事づくめなのです。
パーツをテンプレート化して呼び出す方法
パーツをテンプレート化する
まず、テンプレート化する場所だけコードを抽出して、ひとつのphpファイルに保存します。下記の例は、連絡先用のパーツを「tel.php」としてテンプレート化しました。
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<div class="contents"> <p class="c_green center bold">製品、納期など、お気軽にお問い合わせください。</p> <p class="c_green center"><span class="large">TEL:</span><span class="tel bold">〇〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇</span></p> <div class="clear"></div> </div><!--contents--> |
テンプレート化したファイルは、テーマのディレクトリ直下に「template」というフォルダを作って、その中に保存しましょう。(フォルダ名は分かりやすければ何でも良いです)
〇〇(テーマ名)/template/tel.php
テンプレート化したパーツを呼び出す
次に、テンプレート化したファイルを、呼び出したい場所へ呼び出します。
その際には、get_template_partという関数を使用し、呼び出したい場所へ記述します。
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<?php get_template_part('template/tel');?> |
上記の例では、templateというフォルダの中のtel.phpを、get_template_part関数で呼び出しています。
ひとつ注意点を挙げるとすれば、引数( (‘~’) の間)に拡張子は付けないという事です。
これでテンプレート化したファイルを実際に呼び出すことができます。
まとめ
冒頭に述べたように、テンプレート化すると多くのメリットが得られます。
ざっくり言えば作業効率が格段に上がります。
コードはスッキリ。作業もスッキリ。快適です。
是非導入してみてください^^
公開日:2016年12月15日
最終更新日:2016年12月15日