WordPress自作テーマで構成をスッキリさせる方法
はじめに
自作テーマを作っていくと、1つのファイルに記述するコードが長くなったりすることがあります。
そんなときには、ショートコードやテンプレートを使ってファイルをスッキリさせていくと、後々のメンテナンス性も向上します。
それでは、始めていきましょう。
functions.phpにショートコードを定義する
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function show_works() { //① ob_start(); //② get_template_part('works'); //③ return ob_get_clean(); //④ } add_shortcode('works', 'show_works'); //⑤ |
①で、関数名を定義します。
②、④は、その間の結果を別の場所に置いておく(バッファリングを有効にする)ための記述です。
③で、テーマファイル内のworks.phpをテンプレートとして読み出します。(後述)
⑤で、ショートコードを生成します。記事内で、下記のショートコードが使えるようになります。
<記事内>
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[works] |
<page-xx.phpなどのファイル内>
1 |
<?php echo do_shortcode('[works]'); ?> |
テンプレートを別ファイルで用意する
前項の③で、works.phpが出てきましたが、特定の処理が長くなる場合は、このようにテンプレートファイルを読み出すようにすると、ファイル内がとてもスッキリしてメンテナンス性も向上するでしょう。
まとめ
テーマを作っていくと、いかにスッキリまとめ上げるかという問題に直面することが多々あります。
そこで今回のような方法を使うと、比較的スッキリまとめ上げることができ、後々のメンテナンス性も向上するかと思います。
是非、お試しください。
公開日:2020年9月21日
最終更新日:2020年9月21日