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レンタルサーバー CPIにおけるPHPのバージョン変更方法とその成果について

はじめに

WEB業界の技術の発展は日進月歩で、あれよあれよという間に色んなもののバージョンが新しくなったりします。

PHPもそのひとつで、このサイトでは2018年8月現在、なんとPHP5.5を使用しています。

(さすがにほったらかしすぎでしょ・・・^^;)

 

そんな体たらくによって最近、WordPressのダッシュボードに下記のような表示が出るようになりました。

CF7 PHPバージョンアップ推奨

要するに、プラグインContactForm7は、PHP5.6以上を推奨しますが、あなたのPHPは5.5だから更新してくださいね、と。

というわけで、今回思い切ってPHPのバージョンを最新のものに更新する事にしました。

PHPのバージョンはすでに7.xのものが出てきています。

バージョンを上げるとページの表示速度の改善にも繋がるということで、そのあたりも検証してみたいと思います。

 

PHPのバージョンアップ方法

今回の場合、サーバーは、CPIレンタルサーバーのACE01プランを使用しています。

ヘルプを見ると、下記のようなページがありました。

http://acesr.document.secure.ne.jp/tools/php/

CPI ACE01 PHPバージョン一覧表

要するに、.htaccessにAddhandlerから始まる記述を追加してくださいという事です。

(エックスサーバーのように、プルダウンで簡単にバージョン設定できるわけではないんですね。。。)

 

実際に、現在の.htaccessを見てみると、確かのバージョン5.5の記述が!(お恥ずかしい。。。)

.htaccess PHPバージョン

 

この赤の部分を、先ほどのページで指定してあった下記の記述に書き換えます。

今回は、PHPのバージョンを7.1にするため、下記の記述にしました。

これでバージョンアップ完了です。CF7のエラーも見事に消えました。

 

バージョンアップ後の検証

エラーの有無

PHPのバージョンを一気に最新にして、まず気になる事はエラーがあるかどうかです。

ほかのプラグインがPHP7.1に対応していなかったりだとか、その他もろもろのエラーが出る可能性があります。

今回のバージョンアップでは、そのようなエラーはどこにも見当たらなかったので一安心です。

 

ページ表示速度

PHPのバージョンを上げる事により、ページ表示速度にどれほどの効果があるのか、Googleが提供するPage Speed Insightで検証してみました。

まずはバージョンアップ前(PHP5.5)

before

お恥ずかしい。。。ちなみにPCは67。

 

そして、バージョンアップ後(PHP7.1)はこちら

after

モバイルで5ポイントアップ!なかなか大きい数字でした。
(PCは68(+1))

それでもお恥ずかしい数字なので、早急にスピードアップをしたいと思います。

自分のサイトはついつい後回しになってしまうという悪癖が。。。^^;

 

まとめ

PHPのバージョンアップは、やはり行うに越した事はないでしょう。

ただ、今回のように自分のサイトであればあまり心配はいらないのですが、クライアントのサイトなどは慎重に扱わないといけません。複雑なシステムが組んであったりする場合は、テストを重ねていく必要があるでしょう。

バージョンアップによりエラーが出たら、その都度対応していくというスタンスがベストかと個人的には思います。

 

さて、これから速度改善でもしますか。。。

その方法はまた後日!