カスタムフィールドの値を他のページで取得する方法
例えば「サイト基本設定」という固定ページを作ると・・・
WordPressのカスタムフィールドの値は、適用されている固有のページだけでなく、他のページでも使う事ができます。
この機能はとても便利で、例えばコーポレートサイトだったら、複数のページで使用する項目(会社名や住所、電話番号、カラー設定など)は「サイト基本設定」という固定ページにカスタムフィールドを紐づけし、値を入力すれば、どのページでも使用できます。
値の取得方法
例えば「サイト基本設定」という固定ページを使用して値を入力したとします。
その場合、「サイト基本設定」という固定ページのIDが必要です。
IDの取得方法は、固定ページ編集画面のURLを見れば確認できます。
上記の場合は、IDは「2142」です。これを覚えておきます。
そして、下記のPHP記述で値を取得します。
Advanced Custom Fieldsの場合
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<?php the_field('field_name', 2142); ?> |
※2142はページID
Smart Custom Fieldsの繰り返し値の場合
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<?php $group_set = SCF::get('field-group-name', 2142 ); foreach ( $group_set as $field_name => $field_value ) { ?> <?php echo esc_html( $field_value['field_name'] ); ?>"> <?php } ?> |
※2142はページID
WordPressデフォルトのカスタムフィールドの場合
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<?php echo post_custom('field_name', 2142); ?> |
※2142はページID
まとめ
私自身、この機能を知った時はとても感動しました。それ以来、多用しています。
それまで私は、カスタムフィールドの値は、その固有の条件(固定ページや投稿ページ)でしか使用できない、という概念を持っていました。
しかし、それは違うんですね。
この機能はとても便利です。是非お試しください^^
公開日:2019年7月23日
最終更新日:2019年7月23日